生地が違えば、ウエットの方法も…

  • 2007.07.06 Friday
  • 02:38
つづきです。

前回のピンボケ画像のジャケットの組成表示です。こちらAとします。


取り扱い絵表示です。


生地のアップです。


もう一方の組成表示と取り扱い絵表示です。こちらBとします。


生地のアップです。


まず、絵表示ですが、どちらもドライクリーニング表示です。
さらにBには、セキユ系の文字が。
このセキユ系ドライクリーニング機は、全国のクリーニング業者の過半数以上が使用しており、染料や繊維に特別な事情が無い限り、ほぼ問題なく洗浄することが可能です。
逆にセキユ系が無いと…。
これについてはめっちゃ長くなるので、またの機会にします。ムニョムニョ

そして、そして!水洗い不可表示は共通ですね。

我々は、「どうして水洗い出来ないのか?」を考察しなければなりません。
不可表示が付いているわけですから、付けざるおえない理由があるはずです。

染色?糸?織り方?縫製?裏地?芯地?またはボタン?付属品?などなど。
これらの要因をひとつひとつ確認し、理由を考えるのです。嬉しい

Aは、パイル生地で綿95%ポリウレタン5%。伸縮性を持たせたストレッチ
素材ですな。裏地にアセテートやね。こりゃヤバいよモゴモゴ

Bは、綿100%の平織りですね。裏地はありませんね〜。何で不可表示
なのかな?…「はは〜ん。あれやな見る

私は、Bについては機械力を兼用した手洗いで、汚れのキツイ部分はブラッシングを施し、脱水機で弱脱水しました。

Aには、完全手洗いで、汚れのキツイ部分はシミヌキ機で生地に注意しながら
手当てし、脱水はタオルドライしました。

AとB、見た目は同じよーやけどウエットでは別扱いになるのよね。嬉しい

このように、我々はウエットする際はクリーニングの知識はもちろんやけど
繊維についての専門的な知識も兼ね備えなくてはならないのよ。
今回のポイントはポリウレタンとアセテートの性質やね。

でも、逆に繊維についての専門的な知識があれば、どーすれば安全にウエット出来るかが分かるとも言えるんやないかな。

私を含めて、しみぬき屋のメンバー3人は繊維の専門家とも言える資格の
繊維製品品質管理士(TES)を取得してます。残りのメンバーも15日に行われるTESの
認定試験の合格目指して頑張ってます。

これからの時代、繊維業界も諸外国との競争に勝ち残るため新素材の開発に
躍起になるでしょう。て言うか、なっています。

そして、その最新情報がダイレクトに提供されるTESの資格がクリーニング業界にも必要でしょう。また、繊維を扱う職業なのに専門知識が不十分だと…どーなんですかね!?

近年、「ドライマークが家庭で洗える」を売りにした洗剤がメッチャ売られていますな。
ここで、注意してほしいのは「水洗い不可表示が洗える」とは言っていない
とこなんです。
ここを勘違いして縮ませたりする方が多いですよ。ショック

ウエットクリーニングのご相談は、しみぬき屋にどーぞ!

最後までお付き合いありがとーございました嬉しい











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