ウエットクリーニングって?…実践編、その1

  • 2007.05.01 Tuesday
  • 23:13
だいぶ気持ちが落ち着いてきたBOSSです。

では、具体的に「ウエットクリーニング」の方法を公開します。

ここポイントなんですけど、前提条件として、溶剤管理のされたドライクリーング機を使用し、溶剤で油性汚れを溶かしながら、ドラムを回転させて(機械力をかけて)不溶性汚れを叩き出す事が重要です。

番組で、トイレペーパーを水の入った容器・ドライ溶剤の入った容器に投入し攪拌すると
水の方はバラバラになりましたが、溶剤の方は全く変化無く、原型を留めていましたね。

これこそが、ドライクリーニング洗浄方法が持つ最も重要な「繊維にダメージを与えずに、機械力をかけられる」という特徴なのですよ。

そして、このドライクリーニングを適正に行うことにより、水溶性の汚れ以外のほとんどのものは、除去することが出来るのです。

この前提条件無くして、ウエットクリーニングは有り得ないと考えます。

まず、洗濯機の説明をしときますわ。
当店では、二層式洗濯機を3台使います。(洗浄用・すすぎ1回目用・すすぎ2回目用としてですよ。)我々プロは全自動では無くこれを使うんです。
何故かと言うと、これなら常に汚れの落ち具合・繊維の表情を確認できますし
そのタイミングで停止や再始動が自由に出来且つ脱水も思いのままに出来るからです。

では、実践編スターート〜〜!!

ごく一般的なスーツです。
この冬は暖冬だったので、かなり「汗」をかいたらしく「ウエット」のご注文でした。
画像が見難くて申し訳ない_(._.)_

素材は…ウール100%。 
番組と同じですな。
キュプラはシワになりやすいですよ。
機械力(洗濯機の回転動作)をかけすぎたり、脱水をかけすぎるとシワが取れなくなります。
ウールもそーなんですけどね。

洗う前に「採寸」を行います。
洗浄後、このサイズと変化が無いか確認します。

採寸した値は「採寸カード」に記入です。

「ミヤネ屋」でしていたように、トイレットペーパーを…

裏地の内側に縫いこむなんてせずに、胸ポケットの中に…

差し込んでおきましょう。

「型崩れ」を起こさないように畳んで…

「ネット」に入れます。
こんなことして、汚れが落ちるのか?と
疑問に思われるかもしれませんが、
「水溶性」の汚れは「水」に溶ける性質ですし、さらに洗剤のおかげで、このようにしても十二分に落とせるのです。

まず、水温の確認。
当店では「酵素入り」の中性洗剤を使用します。
だから、「バイオウエットクリーニング」で提供してます。
ので、酵素が活発に役割を果たす40℃位にします。


つづく。


コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM